東洋医学についてその13 川口市の西川口駅近の鍼灸院 はりきゅう院カワサキ

2022/03/22

ブログ

「内因」について

「内因」は、普通の状況ならば発病することはありませんが、突然、強烈な刺激、長期間等の感情があった場合、その感情刺激が生理的な適応範囲を超えた場合、臓腑や気血を失調させると疾病が発生する。したがって、七情は、内傷の病を発生させる主な病因の一つなので「内傷七傷」とも呼ばれる。

　では、七情が身体に与える影響を説明します。

「怒」（怒り）

　東洋医学では、「怒傷肝」（怒は肝を傷る。）・「怒則気上」（怒れば則ち気上る。）と言われます。

　「怒」という感情は、五臓の中で肝を傷る。（ダメージを与える。）

　「肝がダメージを受けると意欲低下・イライラ・不眠・頭痛・めまい・高血圧等となったり、気が上ると血を伴って気逆して上昇する。

顔や目が赤くなったり、吐血、意識がなくなってしまう。

　また「肝」の失調は、「脾」にも及びます。「肝」の疏泄や「脾」が失調しますと、胃腸などの消化器の機能に影響し、ゲップや膨満感、便秘や下痢等の他、ストレスにより胃潰瘍、食欲低下、逆に過食症になることもあります。

続きは、次回に掲載します。

　現代のストレス社会において、感情をコントロールすることは大変なことだと思いますが、ストレスを溜めずにリラックスすることが大事です。

　はり・きゅう院では、腰痛、首痛、肩痛、背中痛、膝痛等の症状にお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。

　川口市の西川口駅東口より徒歩5分の駅近の場所にて営業していますので、仕事帰りや買い物帰りにお立ち寄り下さい。

はり・きゅう院カワサキ　　鍼灸師　川﨑

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